2003-12-01から1ヶ月間の記事一覧

有馬記念結果

1着:シンボリクリスエス 2着:リンカーン 3着:ゼンノロブロイ クリスエスが9馬身差をつけて有終の美を飾る。 勝ったクリスエスにはとにかく圧巻の一言。ラストランということもあってかペリエも全力を出し切るよう必死こいて追った結果が9馬身差+レ…

ネットカフェにて

実家に帰ってからの更新三日目となります。中年太りで動きに動けなかった母親の重い腰もこの情報化社会という時代の流れに逆らえなかったのか、ついに動かさざるを得ない状況になり(主原因は妹の脅迫)、電話回線を二階に引っ張って使用していた我が家のパ…

有馬記念予想

◎タップダンスシチー ○シンボリクリスエス 上二頭から三連複総流し。小頭数だからできる馬券ですね。

クリスマス・イヴのプレゼント

実家からの更新二日目。世間様はクリスマス・イヴというイベント事に浮かれきっていて、老いも若きも男も女も何だか忙しそうな日取りですが、そんな俗世間から離れて生活してみる身分のワタクシの予定というと、野郎として生まれたからには今夜くらいはお相…

北村薫「空飛ぶ馬」

女子大生と円紫師匠の名コンビここに始まる。爽快な論理展開の妙と心暖まる物語。実家に帰るときのバスの中で一気読み。 いわゆる密室!トリック!殺人!といったような本格的なミステリとは異なり、日常的な風景の中での謎を解決していくちょっとほのぼのと…

 実家に帰って

実家のPCにて更新しております。我が実家である新潟県はかの川端康成の名著「雪国」の有名な書き出し、トンネルを抜けるとそこは雪国だった(かな?)というふうに雪が降ることで有名ですが、実際にトンネルを抜けてみても白く化粧した風景は見られず、白い…

翼よ!あれが巴里の灯だ

1957年アメリカ映画。1927年ニューヨーク〜パリ間、かつて6人が挑戦し、帰らぬ人となった大西洋横断無着陸単独飛行に挑戦するリンドバーグを描く冒険ヒューマンドラマ。ビリー・ワイルダーで。 前半はリンドバーグが大西洋横断に至る過程を、後半は空を飛ん…

北杜夫「大日本帝国スーパーマン」

太平洋戦争も終わりに近づいた昭和二十年三月、継ぎはぎだらけのマントをひるがえして、ひとりの老人が日米決戦の場に飛び立った。空を見よ。島だ!飛行機だ!いや<大日本帝国スーパーマン>宮本武兵衛だ!武兵衛と、クリプトン星人の風上にもおけないゴロ…

セルピコ

1973年アメリカ映画。セルピコは、ニューヨーク市警察の麻薬課に勤める刑事が警察内部の腐敗に立ち向かう…。 社会派刑事ドラマ。 主人公セルピコの正義という信念の元に行動したがために、恋人をそして仲間からの信頼をも失ってしまうが、妥協せずに最後まで…

Beat Crusaders「ALL YOU CAN EAT」

2000年発売のビークルの、いわゆる出世作と呼ばれる2ndアルバムをレンタル。 先日(つってもかなり前だけど)に発売されたビークルのベストを試聴して、こりゃちゃんと聞いておかなきゃメロコア大好きっ子失格かもなぁと感じてたところに、ちょうど発見。括…

未来世紀ブラジル

1985年アメリカ・イギリス合作。個人情報がすべて管理されている近未来のある国の情報局の役人サムは、機械的な日常に飽き、美女と一緒に鳥のように空を飛ぶ夢を見ていた。 そんなある日、テロリストと間違えられて靴職人が逮捕される…。 管理社会の恐怖を描…

北北西に進路を取れ

1959年アメリカ映画。広告代理店を営む男ロジャーはいきなりニューヨークのホテルから、ふたりの男に連れ出される。ある人物と間違われ、いわれのない仕事を強要されたロジャーはそれを断り命を狙われるはめに! ヒッチコック・サスペンスの傑作。 今まで手…

石原慎太郎「太陽の季節」

肉体の肯定と既成価値への不信によって表現される青年のストイシズムを描いた『太陽の季節』の芥川賞受賞は、文壇に大きな波紋を投じ、一般には太陽族の出現を招いた。いわゆる純粋戦後派の自己主張として戦後の文学、社会史に一時期を画した小説であり、新…

保田亨介「俺らしくB-坊主」

俺の家は代々、寺の住職を務めている。親父は当然、俺に家を継いでもらいたいのだが、俺はいま、ダンスに夢中だ。できれば、ダンスで食べていきたい。そんな悩める俺の前に、ものすごい頭技を持つ坊主が現れた。あの技を取り入れて、アメリカ行きのダンスバ…

筒井康隆「串刺し教授」

崖から転落して鉄柵の尖端に串刺しにされた大学教授を目撃したガゾリン・スタンドのサーヴィスマンが最初にしたことは?写真週刊誌時代の未来を予見した作品として「東海道戦争」と並ぶ表題作。 SFっぽい短編だったり、意味を成さない文字の羅列だったりと様…

朝日杯FS結果

1着:コスモサンビーム 2着:メイショウボーラー 3着:アポインテッドデイ 久々の大外れも自分に戻ったような気がして、気分を一新して有馬に望めそう。 勝ったコスモサンビームは道中内でポジションをキープしつつ、直線を向いたら逃げるメイショウをキ…

朝日杯FS予想

◎グレイトジャーニー ○メテオバースト ▲スズカマンボ △キョウワスプレンダ 2歳馬はよくわかりませんのでサンデー産駒ボックス作戦。ボーラーが勝ったら仕方なし。 本命は皐月賞馬ノーリーズンの半弟、グレイトジャーニー。前走デイリー杯では朝日杯も一番人…

パーマネント・バケーション

1980年アメリカ映画。チャーリー・パーカーに憧れるアロイシュス=アリーはニューヨークで暮らす16歳の少年。同棲しているリーラの前でロートレアモンを朗読し、ダンスを踊り、自分の生きる道は「漂流」しかないと説く…という映画。 ジム・ジャームッシュ監…

川端康成「伊豆の踊子」

二十歳の旧制高校生である主人公が孤独に悩み、伊豆へのひとり旅に出かけるが、途中旅芸人の一団と出会い、一行中の踊子に心を惹かれてゆく。人生の汚濁から逃れようとする青春の潔癖な感傷は、清純無垢な踊子への想いをつのらせ、孤児根性で歪んだ主人公の…

サタデーナイトフィーバー

1977年アメリカ映画。ペンキ屋で働くトニーの楽しみは土曜日のディスコ。 髪型やファッションをビシッとキメて、得意のダンスで女たちの目を釘付けにする。 ある夜、見慣れない女性のダンスに魅了された彼は、ダンスコンテストのパートナーに彼女を誘うが…。…

中村一義「ERA」

中村一義の2000年発売の3rdをレンタル。 高級すぎるのほどのポップセンスは相変わらずに、音のビロードを重ねて重ねて包む困れた作品群。M-7「ショートホープ」のイントロからサビに至るまでの展開、その他諸々全部好きだし、M-18「ロックンロール」はそのタ…

アゲイン 男たちの挽歌3

1989年香港映画。第1作で死んだマークの若き日の姿を描いたシリーズ第3作。70年代中頃の戦乱のサイゴンを舞台に、マークと暗黒街のボスとの壮絶な復讐戦を壮絶なアクション・シーンを交えて描く。暗黒街のボス役に時任三郎が、またマークのサイゴン脱出を助…

阪神ジュベナイルフィリーズ結果

1着:ヤマニンシュクル 2着:ヤマニンアルシオン 3着:コンコルディア 久々に◎が来たってのにヒモひっかけ損ね。井崎と被った時点で嫌な予感はしたのだが。まぁ実家の親父が馬連300円買ってたとのことで家族全体でいえばプラス。なんだそれ。 1着のヤマ…

K-1 WORLD GP2003決勝

毎度お馴染み素人感想。罵詈雑言はご勘弁。 ・アビディvsボタ アビディが判定勝ち。前の試合で遺言マッチ(12/1付けスポーツの力にて永島さんが遺恨マッチをこのように発音)となったこのカード。その対戦では早々と反則負けで底は見せていなかったボタだけ…

阪神ジュベナイルフィリーズ予想

◎ヤマニンシュクル ○フィーユドゥレーヴ ▲アズマサンダース △ディアチャンス 内枠有利の開幕週に外枠を買う大博打。ファンタジーS上位組は当然のようにパス。 本命はテイオー産駒の内国産馬ヤマニンシュクル。4戦中3戦を1800mと長めの距離を使われており…

井伏鱒二「多甚古村」

甲田巡査の駐在日記の形で、南国の海辺の村、多甚古村に起った喧嘩、醜聞、泥棒、騒擾など、庶民の実生活が軽妙に描かれ、これに対するに、苦労人で平和を愛する甲田巡査の思いやりある暖かい心情を配置して、井伏文学独特の、山あり川ありといった人生縮図…

The Zombies「BEST OF THE 60's」

60'sシリーズのゾンビーズ盤をアマゾンにて購入。 60年代イギリスのロックバンドなのに、聞かせるビートはブリティッシュビートというよりもポップソングのそれに近く、どの曲もキレイなメロディとコーラスで構成されているという感じのアルバム。ベストとい…

魂のジュリエッタ

1964年イタリア映画。平凡な主婦ジュリエッタ。結婚生活も順調な15年目の結婚記念日。 夫と二人きりで過ごそうと思っていたが、夫は大勢の仲間を連れて酔って帰ってきた…。 ヒューマンドラマ。続けてフェリーニ。 フェリーニの初長編カラー作品。カラーであ…

夏目漱石「坊っちゃん」

物理学校を卒業して直ちに四国の中学に数学教師として赴任した直情径行の青年”坊っちゃん”が、周囲の愚劣、無気力などに反撥し、職をなげうって東京に帰る。というお話。言わずもがな。 勧善懲悪という明確なテーマを軸に、不埒な悪行三昧の赤シャツを退治て…

女と男のいる舗道

1962年フランス映画。ナナはレコード店で働いていたが、安月給で、生活のためやむなく売春をしていた。 ナナの男はヒモで、ナナを徹底的にしぼった。 ある時、ヒモ間の争いがあり、ナナは巻き込まれて……。というわけでゴダール。 初期の作品ということで中期…