保田亨介「俺らしくB-坊主」

tagosaku2003-12-16



 俺の家は代々、寺の住職を務めている。親父は当然、俺に家を継いでもらいたいのだが、俺はいま、ダンスに夢中だ。できれば、ダンスで食べていきたい。そんな悩める俺の前に、ものすごい頭技を持つ坊主が現れた。あの技を取り入れて、アメリカ行きのダンスバトルに勝つ!!そう思った俺だっが.....。他、書き下ろし1編を収録して、第12回ジャンプ小説大賞入選作、登場!
 ということで今をときめく今年の直木賞作家村山由佳ダ・ヴィンチ誌来年はこの作家が来る!ランキング(確かこんな感じのランキングが今月号にあったはず)で1位になっていた乙一を輩出したジャンプ小説大賞の今年の入賞作を、ここ最近近代文学もしくは現代純文学系を読んでいた俺が何故紹介しているかというと、えーと本名が出ているのであれですが、この保田君というのは、実を言いまして大学での共同実験者なのです!!(ここでお茶の間のおばちゃんの驚愕の声)(今日の一番驚くところ)
 今日一緒に飯を食べようと食堂に向かったところ、俺が先週食券4000円分を取った(純愛ガーボロジィ12月9日付け日記参照)際に張ってあった張り紙の隣になんと彼の名が。なんじゃらほいと目を凝らしたところ、ほほうジャンプ小説大賞入賞作が単行本で発売とな…

 ジャンプ小説大賞!!!

とまぁフォント弄りもしたくなるほどの驚きでした。若くして才能を開花させている人間にはこれでもかというくらい嫉妬する人間の目の前に、こんな才能の持ち主がいたなんて!先日、もう一人の他の実験共同者が機材マニアということが発覚(大学生協本屋にてキーボートマガジンを立ち読みしている姿を発見、捕獲)してそれもショックだったのに、ええい何故に俺の周りには才能が集まるのだ!と自己嫌悪にも陥りましたが、とりあえずは生協の本屋にて本人立ち合いの元で祝福の本購入と相成りました(異様な光景でした)。まぁ早々とサインをもらって先物買いと行きたいところでしたが、どうやらサインはまだ出来てないらしく、ちゃんとしたサイン入り単行本をもらえるのは来年正月明けになりそうです。モーニングの圭ちゃんのサインをパクろうかなと漏らしてたことも付け加えておきます。
 一応こちらから購入できるようなので保田君にお金を振り込みたいと思った方は、内容は俺が保証することは出来ませんが購入してみてください。ダンスのお話。