2006-07-01から1ヶ月間の記事一覧

ハイド・アンド・シーク

2005年アメリカ作品。9歳のエミリーは母の自殺をきっかけに心を閉ざしてしまった。父親のデビットは娘の心の傷を癒そうとNY郊外に引っ越すが、娘は架空の友達“チャーリー”と遊ぶようになった。そのときから飼い猫が殺されたり、バスルームに残酷な落書きがあ…

伊坂幸太郎 「終末のフール」

あと3年で世界が終わるなら、何をしますか。2xxx年。「8年後に小惑星が落ちてきて地球が滅亡する」と発表されて5年後。犯罪がはびこり、秩序は崩壊した混乱の中、仙台市北部の団地に住む人々は、いかにそれぞれの人生を送るのか? 傑作連作短編集(amazonより)…

森博嗣 「レタス・フライ」

西之園萌絵が叔母らと訪れた白刀島の診療所をめぐる怪しい噂に迫る。(「刀之津診療所の怪」)長期の海外出張で訪れた某国の美術館で、“僕”が遭遇した不可思議な事件とは…?(「ラジオの似合う夜」)ショート・ショート五編を含む透明感に満ちあふれた九編収録。 …

綿矢りさ 「蹴りたい背中」

高校に入ったばかりの蜷川とハツはクラスの余り者同士。やがてハツは、あるアイドルに夢中の蜷川の存在が気になってゆく…いびつな友情? それとも臆病な恋!? 不器用さゆえに孤独な二人の関係を描く、待望の文藝賞受賞第一作。第130回芥川賞受賞(amazonより…

チャットモンチー 「耳鳴り」

購入。 M-1「東京ハチミツオーケストラ」で始まるチャットモンチーのオーケストラ。なんといいますか、これがいわゆる”等身大”、この言葉がぴったし当てはまるようなそんな音楽と詩の世界。素敵。今年のロックシーンはこのバンドのためにあります。大好きで…

綿矢りさ 「インストール」

女子高生と小学生が風俗チャットでひと儲け。押入れのコンピューターからふたりが覗いた“オトナの世界”とは!?最年少・17歳、第38回文芸賞受賞作(amazonより)。 綿矢さんを借りてみました。物語の進行は淡白に。文体は若者っぽく。お話そのものは起承転結の起…

GOING UNDER GROUND 「BEST OF GOING UNDER GROUND with YOU」

ゴーイングのベストが出ていたので購入。 ベストということで、CMによく使われているシングル曲を中心に収録。グラフティーのあとに、センチメント・エキスプレスがないのは、大分違和感があるんだけども、そのやってる音楽はメジャーデビューから変わらずの…