パーマネント・バケーション

tagosaku2003-12-12



 1980年アメリカ映画。チャーリー・パーカーに憧れるアロイシュス=アリーはニューヨークで暮らす16歳の少年。同棲しているリーラの前でロートレアモンを朗読し、ダンスを踊り、自分の生きる道は「漂流」しかないと説く…という映画。
 ジム・ジャームッシュ監督初長編作品。75分という短い間に若者の抱える孤独感を詰め込んだような作品。荒削りな感じがするのだけれど、それが良い味になってるような気がする。というよりもデビュー作でこれだけの完成度に驚き。ちょうど良い時期に見れて良かった。好き。