非・バランス

tagosaku2003-10-23



 舞台は、とある地方都市。小学校のころに親友からイジメを受けた過去のある中学2年のチアキは「友達を作らない」「クールに生きていく」を信条に生活していた。そんな折り、彼女はひょんなことから心優しきオカマ・バーのママ菊ちゃんと知り合い、やがて心を開いて自分の足で歩み始めていくようになる…。 久々邦画。
 青春映画。主人公の女の子の演技が下手糞とかそういうのは問題にはならなくて、中学生とオカマの友情という題材が面白いし、何よりもそこに成立しちゃう友情が何とも涙腺を緩ませる。オカマの菊ちゃん役の小日向文世氏の演技はとにかくお上手の一言。好き。ちなみにこの映画はほぼ全編仙台ロケということで、霊屋橋や一番町、国分町やら見たことある風景がちらほら。なので、宮城出身のきら君に勧めておきます(ここを見ている暇があったらモニの人々を更新、そしてはてなダイアリー公開してください!)。