デリカテッセン

tagosaku2003-09-19



 1991年フランス映画。核戦争後、草も木も生えず、食べ物のないはずの近未来の精肉店で売られている肉とは…。どうも様子がおかしいこの店にある日、心優しいひとりの男が住人としてやって来る…。 ブラック・コメディ。どこかで名前を見かけたのでレンタル。
 まぁ上に書いてある売られている肉というのは人肉ということでカニバリズム溢れる映画(スプラッタ映画ではないので直接的な表現はございませんが)。ベッドの軋む音に合わせて生活のリズム(音的にも絵的にも)を刻むシーンには思わず笑ってしまった。地底人とかいう話の設定はアメコミにありそうなのにアメリカ映画にはなさそうな雰囲気。流石は「アメリ」を世に送り出したジャン・ピエール・ジュネ監督というところか。確かにブラックコメディ。好き。