世界中がアイ・ラブ・ユー


 1996年アメリカ映画。ジューナ、通称DJはリッチな家の娘。だが家族関係は複雑で、継父とその子供二人、異父姉妹たちと暮らしている。 そんな中、失恋の痛手から立ち直れない本当の父親ジョーのために、キューピッド役を務めることに…。 ミュージカル・ラブストーリー。ウディ・アレン
 突然歌い出すところとかが嫌いと言い張るタモリの嫌いなミュージカル映画だけれど、監督はウディ・アレン。ただのアメリカミュージカル映画には終わらず、豪華なキャスティング(それを前面に押し出してるようなところはないけれど)についつい笑ってしまうようなストーリー展開。ミュージカルには全く疎かった自分にも楽しんで見ることが出来た。好き。過去の名作をオマージュしていることが多いウディ・アレン作品は、元ネタを知れば知るほど味が出るのでまた20年後くらいにもう一度観なおすのがいいのかもしれないね。