劇団ひとり 「陰日向に咲く」

tagosaku2006-08-24



 お笑い芸人・劇団ひとり、衝撃の小説デビュー! 「道草」「拝啓、僕のアイドル様」「ピンボケな私」ほか全5篇を収録。落ちこぼれたちの哀しいまでの純真を、愛と笑いで包み込んだ珠玉の連作小説集。
 川島省吾ではなく間違いなく”劇団ひとり”の小説。短編集。短編ひとつひとつの文体の使い分けは、流石劇団ひとり。リンクさせる演出も面白い。面白いといっても普通の域は越えませんが、プロットがしっかりしてるので、ちゃんと読めます。好き。