2005-10-07 村山由佳 「天使の卵」 book そのひとの横顔はあまりにも清洌で、凛としたたたずまいに満ちていた。19歳の予備校生の"僕"は、8歳年上の精神科医にひと目惚れ。高校時代のガールフレンド夏姫に後ろめたい気持はあったが、"僕"の心はもう誰にも止められない―。 研究室に置いてあったものを拝借。普通の、本当に普通の話。そこにこそ純愛ってあるのじゃないかしら、みたいなのね。ラストの急展開にあらあららとは思ったかな。好きかも。