華氏911

tagosaku2005-06-18



 アカデミー賞で『ボウリング・フォー・コロンバイン』が受賞したときのスピーチそのままに、マイケル・ムーア監督がブッシュ大統領を徹底批判するドキュメンタリー。ブッシュが大統領に当選した際のフロリダでの選挙疑惑や、同時多発テロ前後の彼の行動、ブッシュ家とビンラディン一族の意外なつながりなど、経歴や言動から大統領としての資質を問い正す。
 非常に高いレベルのドキュメンタリー。ただ単にブッシュ批判に終わるのなら、ここまで話題にはならなかったでしょう。若干監督の主観が見え隠れするけれど、そこには真実があると信じたい。色々考えましただけでは良くないけれど、政治的な内容を語る場ではないのでここらまでで。大好きです。