ジョゼと虎と魚たち

tagosaku2004-12-06



 2003年日本映画。 大学生の恒夫は、乳母車に乗って祖母と散歩するのが日課の自称・ジョゼこと、くみ子と知り合う。くみ子は足が悪いというハンディキャップを背負っていたが、自分の世界を持つユーモラスで知的な女の子だった。そんな彼女に恒夫はどんどん引かれていき、くみ子も心を許すが、ふたりの関係は永遠ではなかった。
 あの雲をもってかえりたいねん。いわゆる日常物。出会いと別れを描いた作品なのに、書いている今もあまり感想が浮かんでこないほど、まったりとそしてゆっくりと過ぎていく日常。ちぃちゃんは妻夫木君を完全に食った演技でビューチホー。岸田君の奏でる音楽も合ってます。大好き。