CHICAGO

tagosaku2004-09-02



 2002年アメリカ映画。1920年代のシカゴで、スターを夢見るロキシーが愛人殺害で逮捕される。彼女が入った留置所には、かつてのキャバレーのスターで、夫と妹を殺したヴェルマがマスコミの注目を集めていた。しかし、人気弁護士ビリーがロキシーを担当し、世間の目は彼女に注がれる。昨年度のアカデミー作品賞ですね。
 ブラボー! 院試験の影響もあり一ヶ月映画鑑賞を封印していましたが、解禁初の作品がこれで良かったと思わせるような素晴らしい作品です。いわゆる森田一義氏の嫌うミュージカルの映画ではありますが、既存のミュージカル映画とは異なり、ミュージカル部分は離してストーリーが展開していきます。これなら森田も納得か。とはいえ、メインはやはりミュージカル部分。OPのオールザットジャズは圧巻の一言だし、リチャード・ギアがランニングにトランクスで「LOOOOVEEEEE!」って歌い上げるのはこの作品だけでしょう(笑)。ラストはあまりのカッコよさに感動まで覚えました。アメリカのエンターテイメントの最高峰ですね。大好きです。