グレンとグレンダ

tagosaku2004-04-04



 1953年アメリカ映画。高名なカウンセラー、オルトン博士(ティム・ファレル)のもとへ、服装倒錯者の自殺事件に悩むウォーレン警部(ライル・タルボット)が訪れる。博士はグレンあるいはグレンダ(ダニエル・デイヴィス=エド・ウッド)という女装趣味の男について語る…。エド・ウッド
 史上最低の映画監督と呼ばれるエド・ウッドの長編初作品。どれだけ史上最低かはググってみると最低映画館がトップに出てくるところからお分かりでしょう。とはいえ、この作品の内容はそれほどグダグダというわけでもなく、一応一本筋の通った作品です。途中、演出が多少難解でここらが史上最低と呼ばれる点かしら? と思う。マザーグースの引用も意味深なような気がするし。好きかも。