K-1 WORLD GP 2004


 見ました。

 13日まで全勝と調子の良い千代大海も、相性の悪い魁皇相手ではどうしようもなかったか。突っ張りをいなされ突き放されてそのまま土俵際→押し出しと、ここまでの成績を考えれば不甲斐ないといっても差し支えない相撲。立ち合いを焦らしたのも魁皇の作戦かしら? ここで勝っていれば千秋楽の全勝対決に持ち越せたのに残念。現横綱はもう平成の横綱陣以上にはなっており、その中で頭一つ抜けていた貴乃花のクラスまできています。若くて速くて上手。つまり強い。止められません。ライバルらしいライバルもいないので、もしかすると千代の富士クラスの横綱になる可能性も。

 はい、というわけで今場所の鍵となった14日目の取り組みを含めた三月場所の感想でした。続きましてどうでもいいK-1の感想です。

 アビディの3RKO勝ち。アビディはいつものケンカスタイル(というかボクシングスタイルって言うべきかしら)に対して堀は左ミドルを中心に攻める展開。2Rにダウンをもらった堀がスタミナ切れで3Rに三つダウンを奪われて終了。堀は日本人なのに大きくて良いテンポで攻めますね。チームドラゴンなので頑張ってほしいと思います。とりあえず目標はJAPAN制覇かしら。

 ノルキヤが1RKO勝ち。もうそろそろ引退という二文字がちらついてもいい頃合ではないでしょうか。最近は噛ませ犬的存在だったノルキヤさんにまで負けちゃうと藤原さんにも「ベル!」って言われなくなると思います。

  • ボタvsカトゥ

 カトゥが判定勝ち。ボタ勝てませんね。元ボクシング世界チャンプも4戦かかって白星無しだとビジネス的にはいかがなものでしょうか。対して加藤さん(須田博みたいに変名)はいきなりダウンを奪って好印象。ベースはボクシングでしょうか。わからん。

  • ブリッグスvsトムエリ

 ブリッグスが1RKO勝ち。むうう、トムエリはMMAというルールを作ったのだから、そっちで使ってあげなさいよというもどかしい感じ。ボクサー相手じゃそりゃ厳しいでしょう。ブリッグスは試合が短かったのでまだわかりませんね。わからんばっかりだ。

 サップが1RKO勝ち。サップがすぐにダウンを奪われるも、ペトルゼリの腕がおかしくなってよくわからんうちに10カウント。サップ不完全燃焼。谷川さんはそろそろ一茂と関根さんよかコメントのボキャブラリーが乏しくなってきたような。忙しいと頭の外も中も悪くなるのね。

 イグナショフが2RKO勝ち。あれ? ちょっと前にウィリアムスとやったじゃんと思いきや、それは殺人医師の方で今回はアメリカの方。上手い試合運びをしたイグナショフが完勝。昨年度の本命候補は伊達じゃないです。強い。ウィリアムスも良い選手ですが今回は相手が悪かったとしか。

  • 武蔵vs曙

 どうでもいいです。早送りしました。

  • 総括

 朝青龍は相撲界の至宝なのでほっておいてください。