アマチュア


 1979年ポーランド作品。「映像文化にとって真のコペルニクス的革命」と評された出世作。平凡な工場労働者が8ミリカメラを手にしたことから、周囲との軋轢が生じる。レンズを通して見つめることの危うさを描いた秀作。キェシロフスキ。
 カメラにとりつかれてしまった男の話。何かにのめりこむことによって、また別の何かを失うことの悲しいことよ! 俺個人としては嫁さんの言う”穏やかな生活”が好きなのだけど、男として生きるのなら何かにのめりこんだ方が幸せなのかもしれないね。大好き。