ラジオ・デイズ

tagosaku2003-10-09



 少年セスと彼をとりまく大家族、そして当時の人々の生活の中心だったラジオを巡る数々のエピソードをセスの眼差しを通して綴るノスタルジックなウディ・アレンの自伝的ヒューマンドラマ。またもやウディ・アレン
 第二次大戦下のニューヨークの生活をラジオという媒体を軸に家族のメンバーそれぞれを断片的に扱っているので、ストーリーは若干掴みにくいところもあるが、泥棒が進入した家で電話クイズに正解する部分や、オーゾン・ウェルズの火星人襲来ラジオを描いた部分はやっぱり笑ってしまった。ウディ・アレンは出演していないが、ナレーションの語り口でそのほのぼのとした雰囲気を演出。好きかも。