アニー・ホール

tagosaku2003-09-25



 1977年アメリカ映画。売れっ子コメディアンのアルビーは歌手志望のアニー・ホールと恋に落ち、「自由な交際」という付き合い方で上手くいっていた。 だが、次第にそれぞれのわがまま・嫉妬と“イヤな部分”が目につきだす…。やっと見つけたウディ・アレンのアカデミー受賞作。
 ただ男と女がくっついて別れる話なのになんでこんなに面白いのだろうとふと考えてしまうけれど、それはおそらくウディ・アレン演じる弱々しい主人公の口から次々に出てくるユーモラスなジョーク混じりのセリフと画面に話しかけたりアニメになったりする等の趣向を凝らした演出なのだろう。沢山のユーモアとほんのちょっぴりの哀愁感が詰まった作品。大好き。