ベティ・ブルー インテグラル


 1986年フランス映画。海岸でペンキ塗りの仕事に従事している小説家志望の青年ゾルグ(ジャン=ユーグ・アングラード)は、感情の起伏の激しい性格の女性ベティ・ブルー(ベアトリス・ダル)と恋に落ちていくが、愛が深まれば深まるほど彼女の奇異な言動はエスカレートしていき…。こちらもはてなキーワードより。 こちらはCDデータかなんかでモーニングのよしこが観ただとか好きだと書いてたのでレンタル。我ながら素晴らしい理由だ。
 濃厚なセックスシーンで始まるこの映画を好むよしこはおませさんだなぁと思いつつも、感情をありのままにぶつけるベティに一人の女性の生き様(適切な言葉ではないけれど)を見る。この作品をみた女の子はベティのそんなところに共感を覚えるのだろうか。恋人のゾルゲの男前な振る舞いその他にはどんな女の子だって惚れる。グランブルーのときもそうだったが、特別版のようなものは長い(今作は173分)ので、集中力が2時間しかもたない自分は通常版を借りた方がいいのかもしれないと自分に忠告。今まで見た映画の中で一番モザイクがかかってる映画(笑)。好き。