立花隆+立花隆ゼミ「二十歳のころⅡ 1960-2001」

tagosaku2003-07-08



 Ⅰに引き続き。
 今回のインタビュイーはⅠに比べ年齢が若干下なこともあってか戦争や原爆等の経験者の方々とかではなく、坂本龍一氏やC級コピーライター(糸井重里氏)など結構な有名どころだった。それでも成功している人間の二十歳の頃というのは平々凡々ということはなく破天荒は言いすぎだか色々と考えてるような節だった。それを自分に重ねてみるとあまりに物事を考えておらずかつちっぽけなので何とも淋しい気持ち。まぁこの年で読めて本当に良かったと思う本ということは間違いないので、この本を貸してくれた友人には感謝。
 ちなみに友人は最後のモーニング娘。インタビューが一番面白くないと言っていたが、俺には面白く感じられた。というよりも二十歳になったリーダーとなっちさんの考えが読めてよかったというのが本音なのかもしれないけれど(笑)。

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