市民ケーン

tagosaku2003-04-25


 1941年アメリカ作品。何かのアメリカ映画ベストテン第1位の映画をレンタル。アメリカの新聞王ケーンが死ぬ直前に残した言葉「薔薇の蕾」という言葉を追ってケーンの生涯を掘り下げていくという映画。
 亡くなった主人公の知人を訪ね主人公の生涯を追うという話の流れ方は何かを思い出すなぁと考えていると、ちょっと前に読んだ浅田次郎壬生義士伝」だった。まぁこのような手法はよく用いられる手法なのかなと思いつつも、まずは感想。アメリカ映画の名作ということで観てみたが、このような一人の人間に焦点を当ててその人間を描いていくような映画は好み。まぁ自分は映画を多く見てるわけではないので、この作品を批評するときによく使われている斬新な物語とカメラワークというのはあまり感じなかったが、思い返して見ると確かにそのようなところを感じるところが多々あった。確かに名作。お話的にもオチがついてるので好き。