村上春樹 「アフターダーク」

tagosaku2006-10-08



 真夜中から空が白むまでのあいだ、どこかでひっそりと深淵が口を開ける。「風の歌を聴け」から25年、さらに新しい小説世界に向かう村上春樹書下ろし長編小説(amazonより)。
 平成の村上春樹。久々に村上春樹読みました。いつものようにふわっとした入りなんですけども、しっかりと締まらず、そのまま終わってしまう感じで、ちょっと肩透かし。それでもやっぱり村上春樹ワールドは健在だなぁ、という印象。音楽や映画の引用に、伊坂幸太郎がフォロワーと呼ばれることに改めて納得。好きです。