無実の死刑囚を救い出せ。期限は3ヵ月、報酬は1000万円。喧嘩で人を殺し仮釈放中の青年と、犯罪者の矯正に絶望した刑務官。彼らに持ちかけられた仕事は、記憶を失った死刑囚の冤罪を晴らすことだった。最大級の衝撃を放つデッド・リミット型サスペンス！(amazonより)
ということで社会派。死刑を絡めたミステリー。テーマは重々しく、話も重々しく。しかし流石は江戸川乱歩賞受賞作。いくつも散りばめられた複線が最後に収束していく様は見事。ご都合主義とも取れるけれども、上手にまとまっていると思います。殺人はあかんよ。良質サスペンス。大好きです。
