ピカ☆☆ンチ

tagosaku2005-06-28



 2004年日本映画。カリフォルニアでミュージシャンになったタクマが帰国し、八塩団地で育った仲間たち、ハル、チュウ、シュンと再会。ハルは不倫関係だった人妻と半同棲、暴走族だったチュウは結婚して、一児の父になり、シュンは編み物の達人になっていた。でもそこにボンの姿だけがなかった。彼は割烹料理店で見習い中。いま修行の身なのだ。そんなとき、彼らが住む八塩団地の一部が八塩ヒルズとして開発されることに。推進派の自治体と建設に反対する八塩ピースが火花を散らす中、そのバトルにハルが巻き込まれていく…。
 団地その後。堤演出はそのままに団地住まいの5人のその後を描く。そう、これも団地育ちの男の子の物語。団地を離れてからそれぞれの道を行くわけなんです。今頃皆どうしてるんだろうと考えた俺の負け。「道」の二番、ニノのソロでちょっと涙出そうになったのは内緒。堤監督の演出も含めてやっぱり大好きです。