永遠のモータウン

　2002年アメリカ映画。マーヴィン・ゲイ、スティーヴィー・ワンダー、ジャクソン5、ダイアナ・ロス＆シュプリームスなど、数え切れない程の有名アーティスト・名曲を世に送り出した音楽レーベル「モータウン」。そのレコーディング・バンドがファンク・ブラザースという名だったことはほとんど知られていてない。1989年のラルフ・J・グリーソン賞を受賞したアラン・スラツキーの著書を基に、実に14年の製作期間を費やし完成した本作は、そんな偉大なるバックバンドに焦点を当てた音楽ドキュメンタリー。
　モータウンにはあまり触れたことがないわけで、でも聞くべき音楽ジャンルの一つでもあるわけで、その入りとしては良いかなぁと思ってのレンタル。ファンクブラザースのインタビューとライブの2つのシーンの繰り返しという構成。スタジオのセッションで数時間で何曲も作るという話など、興味深い話も色々。スタッフさんのモータウンへのリスペクト＆ラヴがコレでもかと詰まった良作です。好き。