PRIDE GP 2004 決勝


 院試験のお勉強で疲れきった体にはいい刺激になりましたとさ。ここから先は紙プロのハンインタビューを読んで涙した人間のみが読むことを許されます。地上波放送分のみ。

  • シウバvs近藤

 シウバの1RKO勝ち。エンヤはカット(あんな萎える曲をゴールデンには流してはいけません)。シウバは回転の速い連打で一発で終わることなくガンガン攻めて、近藤がひるんだところをラッシュ&ストンピングでフィニッシュ。コンちゃんはやっぱり超一流のストライカー相手だと、ちょっと足りないのでしょうね。むう、コンちゃん以上の日本人は正直もういないので、シウバに日本人が勝つのは無理かもしれませんなぁ。シウバのベルトを動かすには、シウバ以上のストライカー(いねぇぇえ)、もしくは超一流のグラップラーを連れてくるくらいしかないのかしら。となると、やっぱりリングス・ロシア?

 ノゲイラの判定勝ち。ブラジリアントップチーム対ロシアントップチームの戦争です。最初はスタンドでの攻防。解説にもあったように確かにノゲイラさんボクシングがお上手になっております。とはいえ、寝たらやっぱりノゲイラさん。足の裏を巧みに使ってハリトーノフガードポジションも取らせません。ハリトーノフはここで何とかしてたら、勝機はあったのかも。まぁこれは経験の差が出たようなところがあったので、何回か強豪どころと試合をすれば、次はより良い試合になると思います。ロシア最強。

 ヒョードルの1RKO勝ち。まぁこんなもんですよね。負けてもハッするな小川さんを褒めるべき。ウクライナ最強。

 ミルコの1RKO勝ち。スゴ。アレキサンダーはアレクって愛称で呼ぶと、パンクラスファンが島田この野郎と言って怒るので、ちゃんとフルネームで呼ぶことにしました。わかってても飛んでくる左ハイはもう止められないのですな。クロアチア最強。

 ノーコンテスト。パックリ割れたその額は、俺がジャガイモの皮をむき損ねて切った指の比ではありませんでした。骨見えるってばさ。序盤のヒョードルの回転の速さはどっかで見たなぁと思うも、先ほど近藤シウバ戦で見た、シウバの回転とダブるのでした。怪我の具合からすると、次の舞台は大晦日かしら。