ペーパー・ムーン

tagosaku2004-04-28



 1973年アメリカ映画。1930年代の大恐慌期のアメリカ中西部。母を自動車事故で亡くして孤児となった少女アディ(テイタム・オニール)は、母と付き合っていた詐欺師のモーゼ(ライアン・オニール)に連れられ、ミズーリにいる叔母の許まで旅することに。道中、ちゃっかり者のアディと、そんな彼女に助けられながら詐欺セールスを続けるモーゼ。いつしかふたりの間には、本物の親子のような愛情が芽生えていくが……。
 色々なところで先日観た「都会のアリス」に似ているとの意見を見たのでレンタル。確かに同じロードムービーものでしたが、こちらの方が良作だと思います。なんといっても若干9歳でオスカーを獲得したアディ役のテイタム・オニールの演技の上手いこと上手いこと。いくら親子ってもこんなに上手に親子できないです。ほのぼのとしたラストも好感がもてる。大好きです。