西尾維新「クビツリハイスクール」

tagosaku2004-04-08



 「紫木一姫って生徒を学園から救い出すのが、今回のあたしのお仕事」「救い出すって…まるで学園がその娘を拘禁してるみたいな言い方ですね」人類最強の請負人哀川潤から舞い込んだ奇妙な依頼に従って私立澄百合学園、またの名を“首吊高校”に潜入した「ぼく」こと“戯言遣いいーちゃん”は恐るべき殺戮の嵐に巻き込まれる―。新青春エンタの真打ち、「戯言シリーズ」。
 隔離された学園とセーラー服という何ともエロゲーちっくな設定に加えての殺人事件で萌え萌え、もとい燃え燃えです。本の厚さからひっくり返すような展開はないだろうなぁと予測。推測久々に当たり。いーちゃんの名前当てはあたかも森博嗣氏の書く小説の数学っぽいなぁ。と思っていたら、森氏の宝島別冊本で対談しているようで、何かしらの影響はあるのかもしれないね。好きかも。