軽蔑

tagosaku2004-04-06



 1963年フランス映画。劇作家ポールは自作のシナリオを手直しするようプロデューサーから求められる。 その横暴な求めに卑屈に従うポールを見て、官能的な妻のカミーユはポールを軽蔑する…。久々にゴダール見ました。
 すげぇフリッツ・ラング(「メトロポリス」の監督)が出てる!というのがファースト・インプレッション。ストーリーはそれほど難解なわけではないけれど、やっぱ映像と詩的な科白がとってもクールなんです。終盤のポールとラングのユリシーズに関する会話はポールとカミーユの関係を暗示しているようで面白い。ブリジット・バルドーはホントなんつーかええっとフランスさんって感じです! 好き。