西尾維新「クビキリサイクル」

tagosaku2004-02-18



 絶海の孤島に隠れ棲む財閥令嬢が“科学・絵画・料理・占術・工学”、5人の「天才」女性を招待した瞬間、“孤島×密室×首なし死体”の連鎖がスタートする!工学の天才美少女、「青色サヴァン」こと玖渚友(くなぎさとも)(♀)とその冴えない友人、「戯言遣い(ざれごとづかい)」」いーちゃん(♂)は、「天才」の凶行を“証明終了(QED)”できるのか?新青春エンタの傑作、ここに誕生!第23回メフィスト賞受賞作。こっちも更新。工学部の友人が持ってた。
 表紙の絵からして萌えキャラ続出のような何とも今っぽい小説ですね、と先入観もあるけれどそこらは一応メフィスト賞受賞作、孤島に首切りとちゃんとミステリしてます。トリックも結構定番な感じ。そういえば、同じメフィスト賞作家の森博嗣氏の第一作「すべてがFになる」も天才の定義とは?みたいなことで話が展開していくのを思い出した。ええ、若者ですから萌え絵は大好きです。