ブラックホーク・ダウン


 2001年アメリカ映画。舞台はソマリア民兵の強い抵抗が予測される中、現地の独裁者アイディード将軍の副官2名を捕らえるため、100名の米軍特殊部隊の兵士が投入される。 その作戦は1時間たらずで終了するはずであった。転載。
 ちょっと前に観た「ノー・マンズ・ランド」がミクロな戦争映画だとしたら、こちらはマクロな戦争映画。東アフリカのソマリアを舞台にアメリカ人が頑張るという完全にアメリカ目線で描かれている作品。戦争の描写もかなりリアル(プライベート・ライアンの後継者らしいよ)。ラストの戦死者アメリカ人19人、ソマリア人1000人以上というのは一応皮肉と受け取って正解なのだろう。一緒に観ていた親はホラー映画よりもこの類の映画が怖いと言っていたが(俺は逆)、空想に近い世界の恐怖というよりも実際に起こる恐怖の方が怖いという意味では、親の方が正論だろうね。一応こちらも見る日を意識して観ました。好き。