カイロの紫のバラ

tagosaku2003-05-22



 ウディ・アレン監督・脚本の1985年作品。ダメ旦那を養う映画好きなウエイトレスが同じ映画を何度も観ていると、その映画のスクリーンから俳優が飛び出してきて・・というお話。
 前に観たウディ・アレンの作品も脚本の面白さが際立っていたという印象を書いたのだけど、今作も映画から俳優が出てくるというアイディアが面白いなぁと思った。勿論ただ俳優が飛び出して色々と巻き起こすだけでなく、その俳優が抜けた映画の他の俳優の慌てっぷりや観客とのやり取りを観ていてもクスリ。ラストもただの喜劇に終わることなく哀愁漂うもラストで締まりが良い。好き。