女性に対して不能であることを発見した青年が、幼年時代からの自分の姿を丹念に追求するという設定のもとに、近代の宿命の象徴としての”否定に呪われたナルシシズム”を開示してみせた本書は…長いのでここまで。 太宰に続き三島も読むのは初めてだったのだけ…
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